農機具小屋が完成した話は書いたが、ペンキを塗った話は書かなかったので思い出しながらどんな作業になったのかを紹介していこう。
まあ、初めてのペンキ塗りなので、試行錯誤しながらなのだけれど。
<<DIYで農機具小屋を作った話>>
計画のお話 | 作業に関するお話 |
---|---|
【計画その1】 単管で基礎構造を作る | 単管を組み立てるのに必要な道具 |
【計画その2】 屋根構造を決定していく | けがき道具はとても大切 |
【計画その3】 壁構造の検討をする | 波板トタン貼りに苦労した話 |
【計画その4】 扉構造を決定する | レンタルの回転工具を借りて失敗した話 |
小屋作りにインパクトドリルが活躍した話 |
注:あくまで素人DIYなので参考にする程度にして欲しい。
ペンキ塗りに使った道具
ペンキを選ぼう
ホームセンターに行くと、結構な種類のペンキが置いてある。
種類もあるので先ずは目的別で選ぶことになるのだが、大きく分けて2種類ある。屋外用と屋内用である。なお、塗料というカテゴリーで考えるとニスやステイン、オイルなども含まれるんだけど、ここではいわゆるペンキと呼ばれる塗料に絞って考えていく。
で、大雑把に言うと、油性塗料が屋外用、水性塗料が屋内用ということになる。
もちろん、油性塗料を屋内用に使ってはいけないということはないし、水性塗料でも屋外で使えないことはない。ただ、雨の直接掛かるような部分に水性塗料を使う場合、完全に乾かさないと剥がれてしまうし、塗膜での保護機能は長期間期待は出来ないので、一般的には屋外には油性塗料を使っておいた方が無難である。
そして、一般的には水性塗料の方が安い傾向にある。
今回のミッションは農機具小屋の外壁を塗るということなので、迷わず油性ペンキを選ぶ。一部錆びているトタンを再利用して使っているので、「サビの上からそのまま塗れる」タイプを選んだ。
もちろん、油性ペンキを選んだから、薄め液も買う必要がある。
塗るための道具
で、あとは刷毛なんだけれども、最近は結構良いアイテムが出ている。
ローラー刷毛と、バケツのセットだ。
トタンを塗るためには、波トタン用のスポンジが用意されているので、コレを使おう。普通のローラーは面を塗ることを想定されているので、ちょっと塗りにくい。あと、延長用の柄も買っておこう。
細かい部分を塗る場合には刷毛がとても便利である。
基本的にローラーは広い面を塗る場合に使い、刷毛は細かい部分を塗るのに使うと良い。あと、波トタンを塗る時には専用の凹凸が付いたモノが良く、スポンジタイプが良いだろう。毛足の長いローラーでもいいのだけれど、ペンキが無駄になりやすい。
サビ落とし
さて、ペンキを塗るにあたって、古いトタンの表面には部分的にサビが浮いているのが問題になる。サビたままでも塗れるとは書かれているが、サビの上にペンキを塗るとペンキが剥げ落ちやすいので、出来ればサビは落とした方が良い。
面積が広くなければこう言うのでごしごしやるのが良いのだが。でもなぁ、結構な面積がある場合にはちょっとこんなのでやっていられない。
この手のアイテムをディスクグラインダーの付けて使うと捗る。
こういうので大雑把に落としてやるのがイイ。だけど、前回はコレで失敗しているから、買うときには要注意だ。
そう、お外で使うには消費電力がデカイので、出力のショボい充電池では電力を賄えないのである。とはいえ、バッテリー仕様のディスクグラインダーはお高いしなぁ。
いやまてよ、よく考えたらこちらでも良かった気が……。
あああ、しまった。思いつかなかった。
試してみれば良かったよ。調べた感じは、結構厳しそうだけれども。
なお、今回どうしたかというと、錆びた上から塗ってしまった。うん、下処理はしっかりすべきだったとは思うよ。だって、錆びたところに塗ると、ペンキを吸うので余計にペンキを必要とするんだな。仕上げも綺麗にならないし。
手抜きをすると、宜しくないよという話である。
また、ペンキを塗るときには、塗れる面積を計算しておく必要があるんだけど。波型トタンの場合は「塗装面積 = 実面積 × 塗装係数 1.1~1.3」みたいな計算式で計算することになるんだけど、塗れた面積を計算し直すと、係数は1で良かったような気がする。錆びた面積を塗るときにはそんんな感じになってしまうらしい。
コメント