このブログでは過去に何度かカーインバーターの話に触れている。
この記事は、このブログでもそれなりに人気のあった記事で、ここにもカーインバーターの話をしている。

これは何をやっているアイテムかというと、車のシガーソケットから電力供給を受けると、直流なので交流機器を繋ぐのは都合が悪い。そのためカーインバーターと呼ばれるアイテムで直流から交流に変換してやるんだよね。
つまり、連続DC‐AC電源を提供するためのアイテムってことになる。で、最近のカーインバーターにはUSBポートが用意されていることが多いんだけど……、正直、USBポートは直流を供給するので、こんなにでっかいアイテムは必要ないってことになる。
車載用充電アイテム
カーチャージャー
では、どんなアイテムが必要なのかというと、こんなのだ。

この手のアイテムは注意して欲しいことがあって、電源系統が12V仕様なのか24V仕様なのかって話があることがあって、場合によっては選ぶ必要があるってことだ。
12V仕様は普通車で24V仕様はトラックなどの大型車が多いのだけれど、普通車用だと12V対応ってのを選ぶことになる。なお、PowerDrive PDは12Vと24Vに両対応である。中の回路で切り替えてくれるようになっているので安心だね。

で、車についているシガーの位置がどこにあるのかはわからないけれど、最近はコンソールボックスにあることが多いらしいので、そのあたりにぶすっと指せばいい。これで、車でスマホが充電できるようになるんだよね。
これまではカーインバーターを購入して使っていたけど、はっきりいってカーチャージャーで十分である。だって、大抵の場合はスマホの充電くらいしかしないから。そして、まあまあお安い商品なので、カーインバーターを購入ほどでもない方には、カーチャージャーの購入をお勧めしたい。
PowerIQ 2.0に対応
なお、PowerIQというのはAnkerの急速充電規格で現在は1.0、2.0、3.0、4.0と進化している。
規格 | 説明 |
---|---|
PowerIQ 1.0 | 最初のバージョンで、接続された機器を自動的に認識し、最適な電流を供給する機能が特徴 |
PowerIQ 2.0 | 最大出力が12Wから18Wに向上し、より短時間での充電が可能に |
PowerIQ 3.0 | USB-Cポートに対応し、USB Power Delivery (USB PD) やQualcomm® Quick Chargeなどの規格にも対応 |
PowerIQ 4.0 | USB-PDをさらに強化し、接続されたデバイスに最適な充電電圧をかける機能が追加される |
まあこの規格はAnker独自の規格なので、Anker製の製品を購入するのであれば目にすることも多いと思うんだけど……。他のメーカーの仕組みの異なる急速充電とは互換性はない。そして、USB-IF が定める USB-PD の規格に準拠していないという問題も抱えている。
尤も、そうだとして何が問題なの?ということにはなって、実際のところ問題がないので今も販売はされているんだけどね。
USB-PD 以外の高速充電規格に対応することを安全性や互換性の観点から禁止しているのに、Ankerは「そんなの関係ない」と、Quick Charge などの急速充電規格にも対応していて、それがUSB-IFのレギュレーションに違反しているというわけ。
安全性には注意して設計されてはいると思うんだけど、「そういうメーカーだよ」ということは理解しておくべきだ。

こちらの商品はPowerIQ 2.0に対応し、更に高速充電が可能というアイテムになっている。そのおかげでちょっとお高くなっている。
巻き取り式ケーブル
そういえば、車内で使うケーブルって結構厄介なんだよね。絡まると困るというか。
というわけで最近ちょっと見かけるようになったまとめられるケーブルはちょっと使ってみたいと思っている。

この手のアイテムを使うか、ケーブルをまとめるためのアイテムを使うか。この辺りは車のレイアウトにもよるので、なんとも。

便利なようで、実はぶら下がった状態になる使い方はあまり好ましくなかったりするんだよね、この手のケーブルって。
買ってみればわかるんだけど、コイツらについては、手を出したらまた紹介したい。
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