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「車で電源が欲しい!」と思って買ったけど、結局コレで十分だった

車・ドライブ用品

このブログでは、以前にも何度か「カーインバーター」について触れてきた。

特に人気だったのが、この記事だ。

あの時は「車でAC電源を使える」ということが便利なシーンが多いと思ったのだけれど、改めて考えると――実際に使ってみると、そこまで必要な場面って少ないんだよね。

カーインバーター 300W

だから、コレ、つまりカーチャージャーというアイテムを買ったら、それで十分だったという話。

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車載用充電アイテム

カーインバーターとは何か?

カーインバーターとは、車のシガーソケットから供給される直流(DC)電源を、家庭用の交流(AC)電源に変換する装置のこと。

要は「車で家庭用コンセントが使えるようにする」ためのものだ。

たとえばノートPCを充電したり、小型家電を使ったり。そんな“出先の電源確保”には便利なアイテムだ。

ただし、最近のカーインバーターにはUSBポート付きのものも多い。でも、USBってもともと直流電源だから、実はインバーターを介す必要がないんだ。

カーチャージャー

では、どんなアイテムが必要なのかというと、こんなのだ。

Anker PowerDrive PD 2

これは車のシガーソケットに挿すだけで、USB-Cポートからスマホを急速充電できるアイテムだ。

そして、12V車にも24V車にも対応しており、普通車でも大型車でも使える。

12V仕様は普通車で24V仕様はトラックなどの大型車が多いのだけれど、普通車用だと12V対応ってのを選ぶことになる。なお、PowerDrive PDは12Vと24Vに両対応である。中の回路で切り替えてくれるようになっているので安心だね。

最近の車だと、シガーソケットがコンソールボックス内にある場合も多い。そこに差し込んでおくだけで、スマホを常時充電できる環境が整うというわけだ。まあ、最初から装備している車もあるんだけどね。

これまではカーインバーターを購入して使っていたけど、はっきりいってカーチャージャーで十分である。だって、大抵の場合はスマホの充電くらいしかしないから。そして、まあまあお安い商品なので、カーインバーターを購入ほどでもない方には、カーチャージャーの購入をお勧めしたい。

PowerIQ 2.0に対応

Anker製品でよく見かける「PowerIQ」というマーク。

これはAnker独自の急速充電規格で、現在は1.0〜4.0まで進化している。

規格説明
PowerIQ 1.0最初のバージョンで、接続された機器を自動的に認識し、最適な電流を供給する機能が特徴
PowerIQ 2.0最大出力が12Wから18Wに向上し、より短時間での充電が可能に
PowerIQ 3.0USB-Cポートに対応し、USB Power Delivery (USB PD) やQualcomm® Quick Chargeなどの規格にも対応
PowerIQ 4.0USB-PDをさらに強化し、接続されたデバイスに最適な充電電圧をかける機能が追加される

ただし注意点もある。

PowerIQはUSB-PD(USB-IFが定めた公式規格)には非準拠で、Quick Chargeなど他社規格と混在している。

安全設計はされていると思うけど、「Ankerはそういう設計思想のメーカー」と理解しておいた方がいい。

尤も、そうだとして何が問題なの?ということにはなって、実際のところ問題がないので今も販売はされているんだけどね。

USB-PD 以外の高速充電規格に対応することを安全性や互換性の観点から禁止しているのに、Ankerは「そんなの関係ない」と、Quick Charge などの急速充電規格にも対応していて、それがUSB-IFのレギュレーションに違反しているというわけ。

安全性には注意して設計されてはいると思うんだけど、「そういうメーカーだよ」ということは理解しておくべきだ。

おすすめモデル

もし買うなら、次のモデルがおすすめだ。

Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1 PowerIQ 2.0

こちらの商品はPowerIQ 2.0に対応し、更に高速充電が可能というアイテムになっている。そのおかげでちょっとお高くなっているが。

巻き取り式ケーブル

最後にもうひとつ。

車内で意外と厄介なのがケーブルの取り回し。ぶら下げたままにしておくと、絡んだり傷んだりする。

というわけで最近ちょっと見かけるようになったまとめられるケーブルはちょっと使ってみたいと思っている。

CIO 柔らかいスパイラルシリコンケーブル

この手のアイテムを使うか、ケーブルをまとめるためのアイテムを使うか。この辺りは車のレイアウトにもよるので、なんとも。

充電ケーブル 巻き取り式 USB-C

便利なようで、実はぶら下がった状態になる使い方はあまり好ましくなかったりするんだよね、この手のケーブルって。

買ってみればわかるんだけど、コイツらについては、手を出したらまた紹介したい。

まとめ:カーインバーターは“必要な人だけ”

結論として、

  • 家電を動かしたい → カーインバーター
  • スマホやタブレットを充電したい → カーチャージャー

ほとんどの人にとって、後者で十分だ。安くてコンパクト、それでいて高速充電対応。もしまだインバーターを使っているなら、そろそろ見直してみてもいいかもしれない。

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