キャンプといえば焚き火で料理。
これがキャンプの醍醐味だと言っても良いほど楽しい。
でも、ファミリーキャンプで同じことをやろうとすると、ちょっと話が変わってくる。
夕食は手間をかけて不便を楽しむのが良い。だから、焚き火を使って煮炊きするのは是非ともトライして欲しい。
問題は――朝だ。

朝ご飯、まーだー?

あ、今から火をおこすから、1時間くらい……

直ぐに、お出かけしたいのにー!
正直、非難囂々である。
というわけで今回は、「夕食用」と「朝食用」で火器を分けると快適になる話を整理してみたい。
そうそう、過去にも似たような記事は書いたが、今回は新しく書き直すことにした。
それではまず、結論から。
火は“2系統”あると一気に楽になる
結論から先に言っておくと、朝食などは前日に買っておいたパンなどで済ませるというのでも良いと思う。でも、折角なら暖かいモノを食べたい。
だから、風情がなくてもガスコンロを持ち込んでおくと良いよ。
つまり、
- 夜=焚き火(時間をかけて、失敗を含めてじっくり楽しむ)
- 朝=ガス(効率と時短を求める)
とまあ、こんな感じに用意しておくと、翌日のスケジュールもスムーズだ。
キャンプ場の朝は、撤収する準備など色々やることが多いのである。連泊する人は困らないかもしれないが、たいていの人は朝ご飯の片付けなどやっていられないのだ。
夕食用:焚き火は「時間を使う前提」で使う
火加減を調整するのがたいへんな焚き火
家のガスコンロやIHに慣れている人にとって、焚き火で料理するのってかなり大変。
火起こしに時間がかかるし、火力調整が難しいし。でも、その不便を楽しむのがキャンプなので、慣れてくると凄く楽しい。
ただ、時間がかかるのは宿命なので。
向いている料理
そんなわけで、微妙な火加減を必要とする料理には、そもそも焚き火は似つかわしくないってことになってしまう。
もちろん、技術が進んでいけば、色々調整する技を覚えるんだけど、ファミリーキャンプでそこまでやる人は滅多にいないだろうし、失敗するとブーイングである。
そんなわけで、火加減が大雑把でも成功しやすい料理を採用するのがオススメだ。
- カレー
- 煮込み料理
- バーベキュー
この辺りが鉄板だと言われるのは、そういう理由なんだよね。
使うアイテム
我が家でよく使うのは、こちら。
ファイヤプレイスタンドを使う前提として、上から吊す鍋などを用意する必要はあるんだけど、こういう鍋があれば煮込みなんかは割とやりやすい。
もっとも、鹿番長のかまどグリルは付属の網があるので、この手のダッチオーブンを置いて使う使い方もアリだと思う。
なお、焚き火を使う場合に用意したら良いアイテムに関しては、こちらにも書いたので参考にして欲しい。
軍手とか、斧とか、火かき棒とか、色々用意したら良いモノは結構あるんだよ。
ポイント
このセットで何度かキャンプに行っているが、風もなく穏やかな日であれば、焚き火で料理をするのはそんなに難しくはない。
カレーはそれなりの頻度で作るが、パエリアも結構好評だった。
カレーは定番なのだが、鍋を洗うのが面倒なので、一工夫必要なように思う。そう思ってこんなアイテムを使ったことがある。
洗わないで済むのは便利なんだけど、欠点もあったんだよね。これ、結局、現地で捨てられないのよ。そうすると、持って帰る羽目になるので、「どうなの」という話になったんだよね。現地で洗えた方が良いんじゃないの?と。
パエリアは、近くのスーパーでそれなりの魚介類が簡単に入手可能である場合にオススメしておきたい。
あとは、うどんなんかも割と簡単に作れて好評だが、うちでは夜食にしたりすることの方が多いかな。
朝食用:ガスは“正義”
ガスコンロはお手軽で良い
一方、朝は手軽に朝食が用意出来た方が良くって、朝から火をおこして、食事を作って、灰を片付け、テントを畳んで撤収するとなると、時間が結構かかる。それもまた楽しみではあるんだけど……。
その日のうちに家に帰り着く予定があったり、途中で遊びに行く予定を挟んであったりすると、時間の制約がある場合には結構困ったことに。
というわけで、カセットコンロを用意していくことが多い。
我が家の場合は、
- 前日に炊いておいたご飯で作ったおにぎりと、お味噌汁というパターン
- パンを軽くあぶって、ウインナーと飲み物を足すパターン
これくらいで済ませることが多い。大体、10分くらいで準備が出来る。
焚き火の火起こしから考えると、後片付けまで含めて1時間では終わらないんだよ。
ガスボンベは別の用途にも使うので
カセットコンロを持ち込む理由は、もう1つある。実は、焚き火を起こすセットの中に、こういうアイテムを用意している。
ガストーチとか、ガスバーナーとか言うアイテムだ。火起こしは結構大変だし、風があると火を育てるのも大変である。そこへ行くと、ガストーチは力業で何とかしてしまうアイテム。
これでほぼ失敗がなくなる。
だから、ガスボンベを使うアイテムと相性が良いんだよね。
アルミ鍋も持っていこう
なお、ガスコンロを使う場合には、分厚い鉄鍋を使うのは効率が宜しくないので、可能であればアルミの鍋を持っていくと良いだろう。
とにかく、アルミ鍋は機動性が良いので、ファミリーキャンプならばこれが結構良い。でも、個人で楽しむならちょっと大げさなんだよね。そういう場合は、こちら。
ちょっとお湯を沸かすというには、シェラカップはかなり良い。一人分のアイテムなので、お湯を沸かすだけならヤカンの方が良いんだけどね。
沸かすお湯の量は、人に寄るので大きければ良いというものでもない。愛用しているのは0.6Lのもので、大体、1人か2人用を沸かして済ませることが多い。
なぜ必要か
とまあ、アイテムの説明を先行してしまったが、朝は時間がないことが多いので、手早く撤収できるに越したことはない。
大人のキャンプなら、ゆっくりの時間を楽しんでも良いが、特に小さな子供と一緒のキャンプは色々時間を詰め込みがち。
- 時間がない
- 子供は待たない
- 撤収がある
この辺りのことを考慮して、朝は手軽に済ませる方が、気楽で良いよ。
まとめ(締め)
ファミリーキャンプでは、お父さんのエゴを出してはいけない。
焚き火だけで全部やろうとするとだいたい失敗するし、大人のロマンや時間の使い方なんて、子供達は共感してくれないのだ。
夕食は焚き火で楽しめばいい。でも朝は、さっさと終わらせた方がいい。
つまり、ファミリーキャンプでは、
- 焚き火はロマン
- ガスは現実
この2つを割り切って持っていくと、キャンプはかなり楽になる。
その余裕をガスコンロが解決してくれるのだから、持っていかない理由はないよね。車で乗り付けるキャンプならなおさらである。






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