正直に告白すると持っているアイテムではない。でも、どうしても欲しいとは思っているのも事実である。
何を?かというと、コーナークランプである。

これまで紹介したアイテムは持っていたり使ったことがあったりというアイテムばかりで、使用頻度も高いと思う。
でも、コーナークランプは、あまり使用頻度は高くは無いんだよね。ぶっちゃけ、使わなくても作品は出来る。
それでも「欲しい」とは思うワケである。
DIY工具に関してはちょっと纏めた記事もあるので、こちらも参考にして欲しい。
<DIYを楽しもう>
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一読して頂けると参考になることはあると思う。
一人作業をするときには重宝する
色々なクランプ
前回紹介したのは、こちらのクランプである。
まあまあ使用頻度が高い300mmに、何かを作る時には必ず登場する150mm。そして、時々大物を挟むときに使うポニークランプ。
何れも、無いとお話にならないレベルなのだが、コーナークランプはねぇ。

こんな感じで直角に木材を支えてくれるアイテムなので、あればとても便利ではある、多分。実際に、何度か「持っていれば良かった」と思ったことはあるのだ。
これとは別にベルトクランプというモノも存在する。
正直、使用用途は限定されるのだが、あると便利だ。

そうそう、Amazonのコメントなどを見ると「直角が出ていない」というものを多く見かけるのだけれど、この手のクランプでスコヤに求める様な直角度を期待してはいけない。あくまで、作業の補助に使うアイテムであり、直角度は別の方法で出すべきである。
L型直角定規
どんなものかというと、こういうアイテムだ。


尤も、このアイテムは単体でコーナークランプとして機能するわけではないので注意が必要である。

こんな感じで、他のクランプと併用して使うのが正しいのである。
そういうワケで、クランプが沢山必要になるんだよね。正直、最低でも10本くらい欲しい。

作業場のテーブルに沢山のクランプがかけられているという光景は、木工をやっているところなら結構見かける。クランプは消耗する部分はあっても、割と長持ちするアイテムなので、少しずつ増やしていけば良いと思うが。
コーナークランプの使い方
で、コーナークランプの話に戻すが、とにかく直角を保持しておくのに便利なのがこのクランプの特徴である。
老舗のSK11や高儀のアイテムを購入しておけば安心だと思うが、こちらのメーカーのだと同じ価格で4つ買えてしまう。

正直、いずれにせよ構造的にさほど精度が出るアイテムではない(台形ネジすら使っていないアイテムに精度を求めてはいけない)ので、お財布と相談して買おう。最低2つは欲しい。

幅があるクランプではないので、2つセットで使う事を想定した方が良いからだ。
そうそう、シングルクランプのアイテムもあるので、使用用途に合わせて選ぼう。
よく見ると分かるのだが、内側で締め上げるタイプなので、外から締めるダブルクランプの商品とは目的が違う。シーンによってレバーが邪魔になるケースが出てくるのだ。どちらが良いと言えないのが辛いところだな。

想定されているシーンが違うので要注意である。
僕は……、取り敢えずはダブルクランプのものを用意してみるか。
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