既に1月程前の話になるのだが、庭のイチジクの木に実がなった。

これは我が家のイチジクの写真ではないので、もしかしたら品種が違うかも知れないけれども、とにかくコガネムシと蜂が多数やってくるので、意外にイチジクの栽培は厄介である。
そして、一気に実をつけるので、収穫するとイチジク三昧になってしまって消費が大変なんだよね。
意外に美味しい
シロップ漬けにしよう
で、消費が難しいので今回はシロップ漬けにしてみた。
いつもは梅酒用に活躍するスリムポットだが、こんかいはイチジクを漬け込むように利用。イチジクの保存方法としては、干すかジャムにするかという方法があるんだけど、それなりの手間がかかる。ドライフルーツの方は作った事がないので、そのうちトライしても良いのだけれど。
ともあれ、ホワイトリカーと氷砂糖が用意できればシロップ漬けを作ることが出来るので、結構お手軽である。
なお、氷砂糖だけでシロップ漬けにする方法も考えたんだけど、イチジクの実は花が閉じた格好で出来上がっているので、中に虫が出入りできるんだよ。酢かレモン、或いは酒精を使ったレシピを採用するのが安全だって判断だね。
レシピ
今回採用したレシピはこんな感じ。
- いちじく 9~10コ
- 氷砂糖 200g
- ホワイトリカー 2カップ
ちょっとお酒が多目なんだけど、まあ、子供達に食べさせることもないだろうから(子供達は嫌いらしい)いいんじゃないだろうか。
加熱消毒した瓶を乾かした後、ホワイトリカーで軽く中身を拭き、しっかり洗って皮を剥いたイチジクを、氷砂糖と交互になるように投入。で、最後にホワイトリカーをかける。
レシピを検索すると、人によって白ワインを使ったりという人も居るようなんだけど、僕自身はイチジクとの相性があると思ったので避けた。
個人的には梅酒に黒糖とかウィスキーを使ってみたりと、トライして成功したのも失敗したのもあるんだけど、今回はそこまで冒険できなかったんだよね。黒糖はコクがでて美味しいんだけど、風味がついちゃうからね。
ヨーグルトと一緒に
さて、漬け込んで出来上がったイチジクのシロップ漬けだが、冷蔵庫で2週間ほど寝かしておいた。今年の夏は暑かったし、発酵が進んでお酒が出来てしまうのを避ける狙いであった。あと、やっぱり菌の繁殖を警戒したというのもあるんだよね。
本来であれば、一回火を入れた方が安全だったような気がするんだよね。でも、そうすると風味が飛んでしまう懸念があったので、今回は見送った。
シロップの方はやっぱりホワイトリカーを使った為に、酒精を感じる出来上がりであった。
2種類ほどヨーグルトを試してみたけれど、酸味の強いブルガリアの方がより美味しく感じられた。この辺りは、好きに選んで貰えれば良いと思う。
イチジクのシロップ漬けは、それから一月ほど楽しめた。イチジクは直ぐに熟れてしまうので、こういった方法で保存しても良いと思う。









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