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古いHDDから新しいM.2 SSDにデータを移したいけど、やり方が分からない人へ

PC・周辺機器

M.2 SSDというのはこんな形のアイテムである。

Crucial P310 1TB M.2 SSD 最大7,100MB/秒

PCに詳しい人に聞けば、コレを使うことでPCの起動を早く出来るという風に説明してくれると思うが、じゃあHDDからSSDに載せ替えるのが簡単か?というと、少しハードルが高い。

その辺りを簡単に説明していこう。

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先ずは調査

そのPCにSSDを装着できますか?

先ずは、PCにSSDを付けられるか。コレをまず調べなければならない。

MSIマザーボード B550M PRO-VDH WIFI Ryzen 5000シリーズ (AM4)対応

先ずは、マザーボードを見て欲しい。

マザーボードに、こんな感じの横長のパネル(M.2スロット1と表記)か、或いはその下に写っているスロット(M.2スロット2と表記)があれば、取り付け可能である。

大抵は、マザーボードの説明書に書いてあるので確認して欲しい。ノートPCなんかだと分解が非常に面倒になるのと、ここで解説するのが難しいので割愛する。機会があればまた、解説するよ。

M.2スロットがない場合は

では、M.2用のスロットがない場合はどうするのか?というと、方法は2つ。

1つはSATAケーブルに繋ぐSSDを採用することだ。M.2スロット用以外にもSATAケーブル用のSSDがあるので、諦めるのはまだ早い。

Crucial(クルーシャル) SSD 内蔵2.5インチ SATA接続 BX500 シリーズ 500GB

このタイプのSSDであれば、2.5インチHDDスロットに取り付けが可能である。M.2SSDに比べて通信速度は落ちるが、HDDよりは圧倒的に早い。

3.5インチHDDの場合は……、ちょっと工夫が必要である。

Western Digital ウエスタンデジタル WD Blue 内蔵 HDD ハードディスク 1TB CMR 3.5インチ SATA

こちらもSATAケーブル接続なので、ケーブル自体は使えるんだけどね。

必要な準備・道具

工具はドライバーセットなど:共通

そもそもPC内部にアクセスできる人であれば、改めて説明する必要があるかわからないのだが、とりあえず必要な道具を紹介。

先ずはプラスドライバー。できれば先端に磁石が付いた仕様のものを選ぼう。磁気付きはPCに用いるにはやや気を遣うものの、少々の磁気で基盤がおかしくなることはない。それより、ねじがポロリするほうがストレスである。

こういうアイテムを用意しても良いだろう。

あと、電動工具を紹介したが、あれば便利という程度である。ただ、PCケースを分解したりマザーボードを取り外したりという作業の多い方には是非オススメしたい。

VESSEL マイクロ ドライバーセット 3本組

あとはマイクロドライバーだ。用意するツールはこの他にもあるのだが、とりあえずは共通で用意したいのはこれだけ。

ケース別で必要なもの

HDD → M.2 SSDへ

SSDへの換装は、HDDからSSDへとデータをクーロンする必要がある。

  • HDDのバックアップ作業
  • HDDからSSDへのクローン作業
  • SSDをPCへ取り付け

作業手順としてはこんな感じになり、最初のバックアップ作業は最小限、個人データを移しておく作業である。で、クローン作成作業は、ソフトウェアを使うかハードウェアを使うか、という選択になる。

個人的なオススメは、ハードウェアクローンだ。ソフトウェアクローンは、色々と融通が利くという点で優秀ではあるが、あまり初心者向きではない。ハードウェアクローンであれば、その点、先ず困ることはないだろう。そのハードウェアクローン用の機械がこちら。

HDD/SSD 両対応 クローン スタンド

聞いたことのないメーカーだが、使ってみて問題なかったのでオススメしておく。

M.2 SSDの購入

もちろん、M.2 SSDの購入も必要となるのだが、1つだけ注意点が。ハードウェアクローンを使う場合は、必ずクローン元の容量より、クローン先の容量が大きくなければならない。

ウエスタンデジタル 内蔵SSD 1TB WD Blue SN5000

購入にあたっては色々注意があるのだが、こちらのページで説明しているので参考にしてほしい。

HDD → SATA SSDへ

一方で、SATA SSDしか採用できない場合にはこちらのアイテムをオススメ。

HDD SSD コピー スタンド デュプリケーター

刺してボタンを押すだけである。詳しくはこちらの記事を。

SATA SSDの購入

SATAのSSDを購入する際に注意することは、クローン元のHDDよりも容量が大きい必要があること以外、あまりない。

メーカーによって速度が違うだとか言う話はあるんだけど、その辺り何処まで気にするか?だよね。

ウエスタンデジタル(Western Digital) WD Blue SATA SSD 内蔵 1TB

ウェスタンデジタル辺りは堅牢製が高いと言われるけれど、どのメーカーのを選んでも似たり寄ったりだろう。

クローン作業

さて、次に実際の作業手順なんだけど、これは以前も記事にしている。

この辺りを参考にして貰えば、問題なくクローンを作成できると思う。特に何か付け足すことはないかな。

PCに取り付けて起動

BIOSの設定が必要

おそらく、起動順序の変更(BIOS(UEFI)で起動順序を変更)し、新しいSSDが最優先で読み込まれるように設定する必要がある。

このBIOS画面はメーカーによって異なるため、説明は難しい。

メーカーのサイトを見ながら是非とも頑張って欲しい。

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