過去、自動車のステアリング交換というのは、「ライトチューン」として割と行われていた印象だった。
だけど、昨今、エアバッグが標準搭載になり、ステアリング交換の難易度が極端に上がっちゃったんだよね。
安全装備ではあるが装着を義務付けてはいないので、エアバッグを外す選択肢はあるんだけど、それなりの知識が必要なのでそれなり交換のハードルは高い。ステアリング交換やるなら、自動車修理工場などに持ち込むほうが無難である。
というわけで、今回、手を出したのはステアリングカバーである。
高級車じゃなければおすすめできるアイテム
ステアリングカバーのイイ点・悪い点
まずはステアリングカバーの良い点について。
- グリップ感の向上
- 見た目の印象がアップ
- 純正ステアリングの保護効果
こんな辺りだろうか。
デメリットもちゃんとある。
- サイズ選びが難しい
- 取り付けが難しい
- 安価な製品は、早期劣化や変形のリスク
当たり前といえば当たり前のような……。
正直、高級なステアリングを装備している自動車に使うアイテムじゃない。
でも、僕は足車として使っている軽自動車に導入する予定で、安物なのでステアリングの作りは安っぽい。
そういう車にはメリットのほうが上回りそうだね。

円形のタイプは、ステアリングに装備しにくいというデメリットはあるが、裏を返せば外れにくいというメリットでもある。
製品の品質はコスト次第かな。
僕が買ったステアリングカバーは600円で安売りしていたアイテムで、取り付けが難しくて、娘に「600円のゴミができあがった」と言わしめた程度の代物。かなり装着しにくいとは思う。
ただ、しっかり装着できた後は、ステアリングの握りの部分が太くなって、外側の握り心地は良好。気になるのは内側。内側が開いているので指先に当たる触感がイマイチなんだよね。当然、運転している間は握っているので気になってしまう。
装着しやすいタイプもある
なお、ハンドルへの装着がしやすいアイテムもあるようだ。

外れやすいのでは?と思ったけど、ソレも大丈夫っぽい。太めのハンドルには適合しない感じのアイテムだけれど、多分軽自動車用のステアリングには良いだろう。

こういうタイプも良さそうだね。
やる気のある方は編み込みタイプも
取り付け難易度がかなり高いけれど、こういうアイテムも。
これは、ステアリングの内側で縫う必要があるタイプのアイテムなので、ステアリングを車両から外して作業できる人向けだと思う。もちろん車に乗り込んでチクチクやっても良いのだけれど……、大変だろうなぁ。
ただし、内側まで完全に覆われるので、フィット感はかなり良い。そういう意味で嵌め込みタイプの欠点を見事に解消した商品だとは思う。付けてみたことがないので、縫い目が指に当たる感触がどうなのかは、ちょっと分からないが。
また、自分で縫うので満足感は高いと思う。
ドレスアップ効果は二の次
とまあそんなわけで、円形タイプのカバーを買って、苦労して取り付けはしたが、満足度はそれなりに高かった。ドレスアップ効果もあったしね。
ただし、多分耐久性は低いから、2年くらいしたらボロボロにはなりそうだよね。その程度のお値段であったし……。
軽自動車の安っぽいハンドルにカバーを掛けて、そこそこ操作性が上がるという意味ではかなり嬉しいアイテムのような気はするんだけどね。
次は、サイドブレーキカバーかな?

こっちも手触り重視なんだよね。装備したらまたレポートしたい。というか、安い軽自動車の内装って手触りを軽視しすぎだよ……。
追記
さて、付けてみての感想になるけれど、何というか「これはちょっと」という部分と、「まあまあ、我慢できるかな」という部分があった。
「これはちょっと」と思った理由は、やはり内輪側の感触がどうしても気になるから。
上に書いたように、握ったときに指に触るのが気になるんだよね、いちいち。これが運転しているウチに気にならなくなるかというと、そうでもないのが困ったもので。
「まあまあ、我慢できるかな」と思う理由は、ハンドルを回す時に割と太くなった所が好感触だという点。内輪側の感触は宜しくないんだけど、それに目を瞑ればまあ有りだろうという感じ。
これは、編み込みタイプを試してみるしかないだろうか?
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