最初にお断りしておくが、AdSenseの自動広告機能はなかなか素晴らしい機能ではあると思う。最適な配置で広告を配信してくれるのだから、配置する場所を調整する手間が省ける。
ただ、僕のサイトには合っていなかった、それだけの話なんだ。
あと、暫定的な措置なので、判断を変える可能性があるのは、ご了承願いたい。
結論から言うと、
- アクセス数が少ないサイト
- 商品を紹介して収益を得るタイプのサイト
このどちらかに当てはまるなら、自動広告は一度OFFにした方が良い可能性が高い。
逆に、
- PVが多い
- 記事を読ませるタイプ
こういうサイトなら、自動広告はかなり使える。もちろん、自分のサイトに合うように調整は必要なのだけれど。
自動広告機能の話
最適な位置に広告を配置してくれる
先ずは、自動広告機能を使うメリットを示しておきたい。
① 配置最適化はノウハウに基づいた配置ができる
Googleはユーザー行動データを大量に持っているので、
- どこでクリックされやすいか
- どの端末でどのサイズが効くか
は人間より上。
→ 特に以下は強い
- モバイルのアンカー広告
- インフィード(記事一覧系)
- ビネット(全画面)
② 手間ゼロで収益が伸びるケースがある
放置でも
- RPMが1.2〜1.5倍くらいになるケースは普通にある
→ ただしこれは「広告設計が甘いサイト」に限る
実際にはこうなる
言葉で書いても伝わりにくいので、実例を示しておこう。


実際に広告が表示されている画面を紹介した方が良かったかもしれないが、差し障りがあるといけないので、シミュレーター的な機能を使って何処に広告が挿入されるかを示している。
タイトルの直下に1つ、各記事の説明の中に1つ、といった具合にランダムに埋め込まれる他、スクロールに追従して上や下に差し込まれる広告が出てくる。
これが、こうなる。

すっきりした感じになった。
要は、意図したところには配置してくれないんだよね。
“収益最大化=サイト最適化”ではない
自動広告は短期収益最大化アルゴリズムです。
- 滞在時間
- 回遊
- ファン化
は考慮が弱い。
→ ブログ型とは相性が悪い
意図した導線が壊れる
このブログのスタイルだと特に致命的で、
- 評価 → 解説 → 結論
という流れの途中に広告が割り込むと、
論理の流れが切れる
→ クリック率よりも“読了率”が重要な記事では逆効果
採用を止めた理由
クリック誘導は大切だけど
そもそもAdSense広告って、表示回数に応じた金額を支払って貰えるインプレッション収益と広告をクリックしたことによって得られるクリック収益の2タイプがあって、インプレッション収益はPVの多さが金額に反映される。
クリック収益はクリックして貰えないとカウントされないのに比べ、インプレッション収益は表示されるだけでカウントされるために収益が得やすい反面、その単価は低く設定されている。
で、このブログのアクセス数を考えると、インプレッション収益に対する期待値は絶望的に低い。恥ずかしながら、アクセス数は少ないのだ。
そういった観点からすれば、折角、サイトを訪れてくれた人に対してクリックを要求するのが、途中の広告であるのか、或いは、狙っている商品への誘導なのかという違いは大きい。
インプレッション収益は減ってしまうが
そうすると、自動広告機能をOFFにすることで、インプレッション収益自体は大きく減る結果になるのだが、クリック数が増えることが期待できる。正直、たいしたインプレッション収益を得られていたわけでもないので、減っても誤差範囲。
逆に意図した商品を買って貰えるのであれば、収益は大きくなる可能性がある(あくまで可能性の話なのだが)。
広告が多くて途中で離脱してしまう人が多いようであれば、自動広告機能をOFFにする判断はプラスに働くだろう。この辺りは検証していくしかないのだけれど。
まとめ
もう一度整理するが、
- アクセス数が少ないサイト
- 商品を紹介して収益を得るタイプのサイト
このどちらかなら、自動広告は一度OFFにしてみる価値がある。
逆に、
- PVが多い
- 記事を読ませるタイプ
こういうサイトなら、自動広告はカスタマイズしながら続ければ良いだろう。
完全にお任せにしてしまうと自動広告機能はあっちこっちに広告を出すので、狙ったサイト設計がしにくいというデメリットはあるが、基本的には要点を押さえた広告配置をしてくれる。表示したくない部分は削除する、これが良いだろう。

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