前回までに、一連のトラブルを解消することに成功したわけだが、新たな問題が発覚。なかなか苦労させられるね。
公式サイトにも説明があるのだが、今回の僕のケースはコレに該当するようだ。

マザーボードの交換を伴う修理は、この手のトラブルが発生することがあるらしい。自作PC派には有名なトラブルみたいだね。なんちゃって自作派の僕には初遭遇の事案だったが。
ただ、そもそもWindowsは1ライセンス1台の原則があるので、マザーボード交換はNGというのが共通理解みたいなんだよね。わかるけども!
既に僕の所有する旧マザーボードでの認証は不可能な状況っぽいので、困った話ではある。

手元にプロダクトキーはあるのだが、残念ながら2度目のアップグレードを果たしたため、Windows 8 Proのプロダクトキーしかなく(後で違うことが発覚)、認証してくれないらしい。しかし、今更、Windows 8 Proの再インストールから出発するのはかなり難しいと思われる。
まあ、そんな状況である。
取り敢えず、今までの状況を振り返ってみよう。
多分、ディスプレイの解像度問題に対応するのに、素直にグラフィックボードを買っていれば、安くてあっという間に話は終わったのだ。だが、そうはならなかったんだよね。
なかなか苦労したし、最近の記事はコレばっかだな。
クリーンインストールへ
ひとまず積み残しの解消
とはえ、現時点でハードウェア的な問題は解消の見込みが突いたことは喜ばしい。
こちらの記事で紹介した話、ディスプレイの交換によって「ディスプレイの機能を発揮できない」という問題が出てきた。

このモニターの解像度が上げられない問題だ。
が、ハードウェアを色々と更新した結果、解像度2560 x 1440 ピクセル表示ができることを確認したので、当初の目的を実現できたと言って良いだろう。
ただし、Windows11への切り替えと、CPUの更新までには至っていない。

コイツは手元にあるのだが、現時点でマザーボードに組み付けてあるのは、Ryzen5 3600である。しかし、BIOSの更新まで何とか漕ぎ着けることが出来たので、Ryzen5 5600に交換する作業が必要である。
ライセンス認証して貰うためには
さて、冒頭にも書いたが、Windowsのライセンス認証の問題が残っている。
調べて見ると、マイクロソフトの相談窓口に連絡を入れて有効なプロダクトキーを入手するという手段はかつてはあったようだけれど、この手段は難しそうだ。
ひとまずはWindows10にダウングレードするのが良さそうだと考えて、やってみた。が、残念ながら認証されず。
ええー、正規版なのに何でだよ!
その理由は後に判明するわけだが、それはさておき、残りの手段を整理しておこう。
- マイクロソフトの相談窓口に連絡をして、対応策を聞く
- Windows11の正式ライセンスを購入する
- Windows8をクリーンインストールする
うーん……、ぱっと思いつく手段は3つ。このうち、1番の相談窓口に連絡して対応を聞くのが簡単そうに思えるが、恐らくは2番、3番を提案されるだろうと予想される。ダメ元でやってみるけれども、期待値はそんなに高くはない。
2番が最も確実だが、お金がかかる。
3番は、正式版のWindows8があるのだからそこで認証をした上で、アップグレードする方法だ。時間と手間は要するが、手持ちの資材で対応出来る方法でもある。悩ましいが、恐らくは確実性も高いと思われる。……と思って3番の方法から試したのだが、ダメ。
なんと、Windows8のパッケージをよく見たらアップグレード版と書かれていた。Windows8のパッケージにもプロダクトキーは含まれているが、このプロダクトキーでは正規版として認証してくれない模様。
よくよく思い返してみると、このPCのOSはWindows7からアップデートしたような気がする。だが、現行PCにWindows7をインストールするのは無理があるので(Windows7は64ビットCPU対応でないため、インストール不可)、アップデートするためにWindows7からインストールしていくことができないのだ。いや、正確には方法はあるらしいのだが、PS2用のボードの購入やドライバーの入手など様々な苦労が必要らしく、正式手順を踏むのが難しい。
そんなわけで、あっさりと2番の正規版購入するしかなくなったのであった。
Windows11正規版
前回もごちゃごちゃと書いたが、現在、Windows11の販売形態には以下のパターンが存在する。
- リテール版(パッケージ版及びダウンロード販売を含む)
- OEM版(いわゆるPCにプリインストールされる製品)
- DSP版(パーツなどに紐付いた製品)
もう1つVL版というものがあるようだが、これは購入できないので考慮に値しない。
1番目が正規版と呼ばれるもので、Windowsは基本1台に1ライセンスの原則で販売されているものなんだけれども、リテール版のみマザーボード変更した場合にもインストールが可能である。
2番目のOEM版は、基本的に新しいPCを購入する場合のみに購入できる商品なので、単体購入は出来ないはずのもの。
3番目のDSP版は、パーツと一緒に購入するタイプで、かつてはコレが安かったのだが……。今やリテール版とあまり価格差がないようだ。


何故か安価なDSP版も存在するようだが……、これって大丈夫なのかね?レビューも怪しさ満載だし、高い勉強代になるような気がしてならない。噂ではこれ、DSPライセンスではなくOEMでありインストール不能なモノもあるとかなんとか。DSPライセンスと言いながらOEM版を売る行為は明らかに違法である。
僕は、HOMEの正規版を買うことにしよう。クリーンインストールするためには、色々と準備が必要だけれども。
素直に正規版を買うのが無難だ。
追記
なお、正規版の購入と認証は無事終了した。
クリーンインストールの手順はなかなか面倒だったが、BIOS画面のスクショができないとばかり思っていたので、保存していないんだよね。

やる方法があるみたいだ。後で確認してみよう。
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