このブログではちょっとだけ人気のあった記事だが、カモメファンの事を書いたことがある。
カモメファン(kamome fan)は、ドウシシャの「愛着家電」ブランドとして人気の扇風機。見た目がシンプルで静音性も高く、まあまあ気に入っているアイテムだ。
ただ、どんな扇風機にも共通して言えることだけれど――1シーズン使うと結構汚れる。
特にフロントガードや羽根の部分は、ホコリがたまりやすく、放っておくと動作音が大きくなったり風量が落ちたりするんだよね。
今回は、実際にカモメファンを掃除した時の苦労話を交えつつ、外れにくいガードの外し方や、効率の良いお手入れ方法を紹介する。
扇風機は定期的にメンテナンスをしよう
しまう前にお手入れ
まず、汚れやすいフロントガードの隙間と羽根なんだけど。

カモメファンのフロントガードは樹脂製で、回せば外れる構造になっている。……外れるハズなんだけど。

は・ず・し・て!

あー、ハイハイ
これが全然外れない。
カモメファンのフロントガードは“回して外すタイプ”なのだが、ツメがどうしても引っかからない。

ところが、目印にたいしてツメがどうやっても回らない。散々苦労して、力一杯回したら動いたが、どうやら樹脂部品が少し膨らんでいたためにこんな事になったらしい。金属素材で出来ていればこんな問題は起きないはずだが、樹脂製というのも善し悪しだな。
ちなみに羽根も外れるはずだが、がっちりモーター軸に食い込んでしまっていて、外れなかった。
- 本体を押さえる人と、ガードを回す人の2人で作業するのが安全(説明書でも推奨)。
- ドライヤーなどを使って軽く温めてもイイかも?樹脂が膨らむので逆効果になることもあるからご注意を。
羽根の掃除 ― 固着して外れない時の対処法
羽根も本来は外せる構造だが、モーター軸にがっちり食い込んでしまって動かないことがある。その場合は無理をせず、濡れ雑巾+掃除機で軽くホコリを吸い取るだけでも十分。
- 掃除機で大まかなホコリを除去
- 濡れ雑巾で全体を拭く
- 最後に乾拭きして水分を残さない
放置期間が長いほど固着が進むので、シーズン途中でも1回くらいは掃除しておくのがおすすめ。
冬季も活躍できる
扇風機やサーキュレーターは「夏に使うもの」と信じている人が多いが、冬季に使っても良い。暖房効率のアップに繋がるのだ。
えーと、何処かに記事を書いたハズなんだが。
この記事だね。冬季は、暖房を使いながら室内をかき回すのに使うと良いらしい。

コイツはサーキュレーターを使った事例なんだけど、扇風機を使う場合には暖かい空気の流れをかき回すように天井に向けて風が届くようにしてやると良いようだ。暖かい空気は天井にたまりやすいからね。
カモメファンはサーキュレーターほどのパワーはないが、「ちょっと空気を回したい」場面では十分役に立つ。
まとめ ― “愛着家電”は手をかけてこそ
カモメファンは、見た目も機能も優れた“愛着家電”。
だが、フロントガードや羽根が固着しやすいという点だけは注意が必要だ。
樹脂パーツは経年変化で硬化したり膨張したりするため、「動かない!?」と思ったら焦らず丁寧に。
季節の変わり目にひと手間かけて掃除しておくことで、来年も静かに、そして気持ちよく風を届けてくれるはずだ。






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