SSD( Solid State Drive )をHHDの代わりに導入する話は幾つか書いた。登場した時には、「壊れたら大変だ」と騒がれたのだけれど、今やそれなりに市民権を得たようで、僕も結構重宝して使っている。
確かにHDDを使うよりもSSDの方が速度が上がるのは事実である。容量の面ではSSDはHDDに劣るんだけど、速度の面ではHDDに対してSSDは圧倒的なアドバンテージがある。体感できるレベルには高速化できる。
だが、SSDにも色々あって。「M.2 SSD」というアイテムがあるのだけれど、これまでは使った事がなかった。

ただ、「M.2 SSD」は、Serial ATAを使うタイプよりも少々ややこしい部分もあるのは事実なんだよね。
種類が複数あるM.2 SSD
ホームファクタ
SSDで使われているホームファクタは4種類あるようだ。
| ホームファクタの種類 | 主流なインターフェイス |
|---|---|
| 2.5インチ | Micro SATA |
| 1.8インチ | Serial ATA |
| mSATA | Mini SATA |
| M.2 | Serial ATA、NVMe |
よく見かけるのは2.5インチのタイプで、M.2はややマイナーである。
M.2のサイズの違い
M.2 SSDが面倒なのは、大きさに違いがあるからだ。
| 基盤のタイプ | M.2 type2280 | M.2 type2260 | M.2 type2242 | M.2 type2230 |
|---|---|---|---|---|
| サイズ(mm) | 22 × 80 | 22 × 60 | 22 × 42 | 22 × 29 |
先ずはマザーボードに用意されているM.2 SSDスロットは何に対応しているのか、はしっかりと確認しておく必要がある。

もう一つ、切り欠きの形状が違うって事も注意しておく必要があるね。この統一感の無さが、M.2 SSDが普及しづらい原因だと思う。
速度の違い
で、現状で販売されているのは大雑把に言うと、「M.2 NVMe」と「M.2 SATA」の2タイプに分かれる。尤も、更に長さの違いが追加されるので、色々種類がでてしまうんだけど、まあそれはさておこう。
重要なのは速度にも違いがあるって事だ。
| 種類 | 書き込み速度 |
|---|---|
| M.2 NVMe | 1500MB/s~4500MB/s |
| M.2 SATA | 約600MB/s |
何というか、結構な速度差があるので、搭載可能な規格をまず調査すべきだろう。

高速化を図る為にSSDを導入するんであれば、M.2 SSDの方が嬉しいと思うので、PCを購入するときにも少し気にしておくと良いと思う。
最近のオススメはこれらしいぞ。

かなり早いのだとか。
取り付けは
続きは別の記事にしているので、参考にしてほしい。
以前は無料で使いやすいソフトウェアクローンができたんだけど、軒並み有料化してしまったので、ハードウェアクローンの方をオススメしているよ。



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