徹底比較ー!
……うん、そういうのは他のサイトでやっているだろうし、別に求められてはいないと思うので、ここではゆるーく比較していくことにする。
登場するキーボードは最近買ったこの2つ。
K855の方は、最近といっても、購入してからそろそろ3ヶ月になろうかというキーボードで、Keychron C3 Proの方は買って数日という感じのキーボードだ。
1.購入の経緯
K855を購入したことでメカニカルキーボード沼の入り口に
既に、会社用のキーボードとして、K855を購入したことはこのブログでも紹介している。

入門用のメカニカルキーボード、くらいの位置付けで使える優秀なアイテムだと思う。
- 会社用としてK855を購入。
- FLOWに対応していることが絶対条件だったので、それを軸に選んだ。
- 赤軸の軽快な打鍵感が予想以上に気に入り、メカニカルキーボードの魅力を実感。
- 「メカニカルキーボードにハマる人が多い理由」が理解できた。→ 「沼」へご招待
自宅用もメカニカルへ
そんなわけで、自宅用のキーボードもメカニカルキーボードを試してみたいという欲望がムクムクとわき上がってしまった。
自宅用にはK295GPという、これまたロジクール製の安価なキーボードを使用している。ワイヤレスであること以外には特にこれと言った特徴もない製品だと思う。
そのK295GPに特に不満があったわけではなかった。だが、K855を使い始めると物足りなさを感じるようになった。K295GPはストロークの短いメンブレン式のキーボードで、K855に比べると、押した感じがやや固く感じる。会社で以前使っていたK370sよりもやや堅めかな。ただし、静音性に優れた設計にはなっているらしく、打鍵音が響かないのは良いと思う。
本当は、Amazonセールでは当初トラックボールを検討していたが、結果的にはキーボードを優先する羽目に。トホホ。「それだけメカニカルキーボードが気に入ってしまった」ということなのかもしれないね。
2.第一印象
ロジクール SIGNATURE K855GR
- 軽快な赤軸。
- 底打ち感が気持ち良い。
- 打鍵音はやや響く。
- FLOW前提で購入するなら先ずこれが選択肢。
- いかにも「メカニカル」という爽快感。
Keychron C3 Pro
- 最初は「ふわっとした打鍵感」という印象。
- 茶軸らしく適度な抵抗感。
- ガスケット構造のおかげで静か。
- キートップの丸みも指に馴染む。
3.使っているうちに変わった評価
打鍵の感覚は慣れる
正直、赤軸か茶軸かというのはかなり好みの分かれるモノだと思う。比較するなら、同じ赤軸を買えば良かったんだけど、今回は茶軸を試してみたかったんだよね。
その第一印象は、最初は「K855の方が好み」と思っていた。
K855の打鍵の印象は、「すっと沈み込む」「カチャカチャと音が出る」「底打ちの音が響く」「キーから指を離す時にもリニアな反応」「キーから指が離れるときにも音が響く」というもの。
Keychron C3 Proの方は、「コトコトと音がするが響かず静か」「キーを押し込む時に赤軸よりも柔らかな抵抗をかんじる」というもの。
しかし数時間使い込むうちに「C3 Proの打鍵感もかなり良い」という印象へ変化した。購入前に読んでいた、「C3 Proは打鍵感が良い」というレビューをする人が多かった理由が何となく分かる。
参考になるか分からないが、打鍵感に関してはこんな風にまとめておこう。ただ、これは赤軸か茶軸かという違いである可能性も高いので、本当に参考までにと言うことを理解いただきたい。
SIGNATURE K855GR(赤軸)
- 軽快
- 赤軸らしいスムーズさ
- 底打ち感があり、やや音が響く
- 打っていて爽快
- キーを戻した時のバネ音(リターン音)が少し気になる。
C3 Pro(茶軸)
- ガスケット構造のおかげでかなり静か
- 茶軸らしい程良いクリック感
- 長時間入力では疲れにくそう
- 指当たりも良い
結論は、「好みの違いで選んで良いんじゃないかな」というもの。実に当たり障りのない答えで申し訳ないが。ただ、Keychron C3 Proは使い込む毎に違和感が少なくなっているので、コスパはいいと思うよ。
4.ワイヤレスか有線か
好みで選んで良い
他の特徴としては、K855は無線接続に対して、Keychron C3 Proは有線接続という違いがある。正直、Keychronの製品で無線バージョンも存在はするのだ。
好みによって「赤軸」「茶軸」「バナナ軸」「サイレント赤軸」「サイレント茶軸」「サイレントバナナ軸」で選ぶことが可能。
Keychronの製品はかなり作りが良いと感じたので、無線バージョンにもお金を出す価値はあると思う。
- 配線が邪魔にならない。
- 掃除しやすい。
- 書類を広げる作業との相性が非常に良い。
デメリット
ワイヤレスか有線かという評価軸でワイヤレスのデメリットといえば、充電管理くらいのモノだと思う。
ただ、使っているK855は電池の持ちがかなり良いらしく、3ヶ月ほどガンガン使っていも未だに電池残量は100%である。何処までこのパラメーターが信用出来るかは良く分からないが、レビューなどを参考にする限り1年は保つらしい。
KeyChronのワイヤレス版がどうかは不明だが、悪い噂は聞かないので、お財布と相談しながら選ぶと良いだろう。
ワイヤレス版だと、どうしてもアンテナが必須となる。
調べてみると、どうやらKeychronの専用品が販売されているようなのだけれど、キーボードには付属しないパターンもあるようなので、要注意だ。
テンキーレスについて
そうそう、今回選んだK855とKeychron C3 Proはどちらもテンキーレスのキーボードである。今回の比較趣旨とはちょっと違うが、軽く触れておこう。
まず、メリットはキーボードがコンパクトになるってこと。
一方、デメリットは、これまでテンキーありを使ってきたが故に、数字入力時には無意識にテンキーを探してしまうこと。慣れてはきたんだけど、集中的に数字入力するようなシーンではちょっと使いにくさを感じる。
必要になれば、ワイヤレスメカニカルテンキーを追加する選択肢もありそうだね。
5.耐久性と価格について
K855
使用開始してから3か月程度のK855だが、現時点で「U」「I」「O」「N」「スペースキー」など、よく使うキーにテカリが見られるようになった。

美しくなくて申し訳ないのだが、なんとなく反射率の違うキーの存在が分かっていただけるだろうか。写真では判別しにくいが、特に母音のキーが反射しやすくなってきているのが分かると思う。
Amazonレビューには、印字摩耗の報告もある。現状、印字は全く問題なさそうだが、長期使用ではどうなっていくのかは少し気になるところ。
ワイヤレスキーボードでメカニカルというところまで考慮すると、K855は安めの価格設定だと思う。Keychronのワイヤレスだと、更にお高い。FLOWまでできてこの価格というのは、安いのだと思う。
その他、チャタリングの発生の話もちらっと書いたのだが。

現時点ではそこまで気になる症状ではなくなっている。これは馴染んだのか、或いはファームウェアアップデートが効果があったのかは不明。
時々発生するのだが、頻度がかなり低くなってきている印象。以前と同じような打ち方かのかも分からないので、「今は殆ど気にならない」くらいしか言えないのではあるが……。
C3 Pro
ダブルショットPBTキーキャップで、ホットスワップを採用している。このおかげで、キートップの仕様上は「テカりにくい」「印字が消えにくい」と、価格からしても割と高評価だ。
有線であることも、家の環境で使う分にはデメリットにはなっていないと思うので、そこも高評価である。キーキャップの形状もやや丸みを帯びた形になっていて、押しやすく触った時にも角が指に当たりにくい設計で高評価だ。
今後の耐久性に期待だね。
どちらも、コストパフォーマンスの高い商品なので、シーンに合わせて選んだら良いと思うよ。
6.総評
K855は、
- 軽快な赤軸
- ワイヤレス
- 爽快な打鍵感
という魅力があり、FLOWを採用していることもあって、現時点ではこちらの方が自分の好みに近い。
レビューにおけるK855の低評価な部分は、「カチャカチャうるさい」「デザインが悪い」とかそんな評価が多かった。だが、音に関しては会社で使用しているが、文句を言われる程ではない。社内ではメーカー品の安物を採用している人が多いのだけれど、イスに座って耳を澄ませても、そこそこキーボードを打つ音は聞こえる環境なので、まあ、気にする程ではないだろうと思っている。
デザインはもう好みなんだよね。これを安っぽいと思う人もいるだろうし、無骨なのが好みという人もまたいるだろう。
一方で、Keychron C3 Proは、
- ガスケット構造
- 茶軸
- ダブルショットPBT
という強みを低価格帯で実現しており、使うほど評価が上がるキーボードだった。今のところは、驚くほど個人的に評価は高い。会社で使えるのであれば、乗り換えるのもアリか?と思う程だが、FLOWが使えないので、そもそも選択肢には上げられないんだよね。
ただ、敢えてFLOWなどの機能を無視して考えるのであれば、打鍵感は赤軸より茶軸の方が好きかも。その上で、Keychron C3 Proの方が疲れにくい印象がある。ただ、かなり僅差だしLogiマウスとの連携を考えるとK855の方がやや評価は高い。
というわけで、K855とKeychron C3 Proはどちらが優れているというより、「どんな打鍵感が好きか」「ワイヤレスを重視するか」「価格を重視するか」「使うマウスとの相性」など、目的に合わせて選んでいくと良いと思った次第。

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